穴場
2015年6月8日 | おまかせ隊ブログ
みなさんこんにちは。
湿度に弱い営業の小宮です。
この間、子供のサッカーボールが無くなったと連絡があったので
お風呂や食事を済ませた21時過ぎから近所を探してみることにしました。
30分ほどいろいろな場所を探してみましたが見つからず
懐中電灯を持って下の方ばかり見ていた視線をふと前方に向けたとき、
小さな光がフワーッと動いているのが見えました。
一瞬、「えっ何だ・・・」と思いましたがすぐに
「ホタル・・・・・?」
そして小川のほうをよく見ると黄色い小さな光がいろんなところで光っていました。
私は4月に自然を求めて神奈川の某所に引っ越したばかりなので
この穴場の発見は非常に嬉しいものでした。
それからのボール捜索時間は一人ホタル観賞会に変わりました。
2日後には自宅マンションの敷地内にホタルがいるのを子供が見つけたので自宅で飼ってみることにしました。
(↓発見時の写真)
(ちなみにホタルの成虫は水しか飲まないみたいです。)
自宅でもとても幻想的な光を見せてくれたのですが
そもそもあの光はどういう原理で発生しているのかが気になり調べてみました。
原理自体は化学物質が云々とよく分からない内容でしたが
「冷光」(ルミネセンス)と呼ばれる発光現象とのことで、
化学反応によって作られたエネルギーが直接「光」に変換されるそうです。
白熱電球はエネルギーの大部分が「熱」に変換されてしまいますが
ホタルの光は非常に高効率なのだと書いてありました。
これって今や常識の「LED」と似ているなぁと思って調べ進めてみると
LEDは「エレクトロルミネセンス」という原理で
ホタルは「バイオルミネセンス」という原理で
発光の原理としてはどちらも同じ種類だということが分かりました。
ものすごい時間と労力をかけて発明されたLEDと同じ原理の発光を
ホタルは太古の昔(数千万年前からいるみたいです)から行っていたなんて
なんだかすごい話だなぁと思いました。
ちなみにボールは後日、発見されました。