2015お年玉クイズについて(今年度は終了しました!)
2015年1月15日 | おまかせ隊ブログ
<今年度のお年玉クイズは終了いたしました>
<沢山のご応募、ありがとうございました>
明けましておめでとうございます。
本年もスタッフ一丸となり、サービス向上に努めて参りますので、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
さて、本年のお年玉クイズは、年賀状の通り、
「2016年電力自由化が始まると、その際に重要になるアイテムは、
「何」と「何」と「何」と言われているでしょうか?」
という問題でした。
「当社で設置をさせて頂いたお客様」で、「クイズ正解のお客様」には、
先着順で「パエリアの素(先着30名様)」か「ステンレスボトル(先着10名様)」を
プレゼントさせて頂きますので、
どしどしご応募くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
(画像はあくまでもイメージです。実際とは異なる場合がございますのでご了承下さい)
< 今年度のクーポンは終了いたしました>
また、「このコーナーにお立ち寄り頂いた、当社で設置頂いたお客様」には、
「Wチャンス」として、
正解/不正解や、クイズの参加/不参加に関わらず、
クーポン券は、>>・・2014.2015 トレシスお得なクーポン・・<<で、ダウンロードできます
それでは、クイズのヒントを含め、電力自由化の事や電気代の話、
今後重要になるアイテム等につきまして書かせて頂きます。
どうか最後までお付き合いくださいます様、宜しくお願い申し上げます。
敬具
<クイズの応募方法>
①お名前、
②郵便番号、
③お届け先のご住所、
④ご連絡先(お電話番号)、
⑤クイズの回答、「何」と「何」と「何」か、
⑥「パエリアの素希望」か「ステンレスボトル希望」か、
⑦希望の品物が無くなった場合は「プレゼント不要」か、
「何でも構わないのでプレゼントがほしい」のどちらか
をご記入頂き、当社宛Eメールにてご応募ください。
<応募の締め切り>
2015年1月15日迄。
上記①~⑦の内容を明記し、Eメールにてご回答下さい。
<メール送信先>
info@omakasetai.com
(太陽光発電おまかせ隊・株式会社トレシス宛)
<メールの件名(タイトル)>
「2015年お年玉クイズ回答」等、
お年玉クイズの回答である事をお知らせ下さい。
<正解の際の商品の発送について>
2015年1月中旬以降にブログにて正解を発表いたします。
当選のお客様には、商品の発送またはお届けにて
正解発表&当選にかえさせて頂きます。
以上
<クイズのヒントと電力自由化のお話>
◎電力自由化になったらどうなる?
これまでは、東京電力管内は東京電力から、
北海道電力管内は北海道電力からなど、
電力はその地域にある電力会社によって供給され、
私たち消費者としては違う電力会社から電力を購入する事はできませんでした。
実際には、大企業などでは上記電力会社以外の電力会社を選び
購入する事が出来ましたが、電力会社の数が少なかったり、
規模的な問題などで実際には殆どの企業でも他の電力会社は
選べない事が殆どでした。
今後、完全に電力自由化となりますと、
電力を売買しようとする企業がどんどん参入し、
まず電力会社(電力売買会社)同士の競争が始まります。
そうなると、電力の供給を受けるには(電気を売買するには)、
これまで私たちの管内では、実質的に東京電力だけしか選べなかったのが、
東京電力以外の電力会社と契約(電力の売買)ができるようになります。
さらに競争が激しくなりますので、
決まった電力メニューではなく、
電力の売買に関するより良いサービスメニューがどんどん生まれてきます。
ある程度の年齢の方はご存じかと思いますが、
NTTdocomo、au、ソフトバンク等、電話の会社もそうでした。
さらに最近ではYahooやイオンなどもスマホの新規参入があり、
さらに競争が激しくなっています。
電力もこういう状況になるのは必至で、
消費者側もより安い料金プランやより良い自分の家庭に合ったサービスを求めて、
電力供給先もメニューやプランを選ぶことが出来るようになります。
更に、このブログを読んで頂いている多くのお客様は、
既に太陽光発電システムを設置されているか、
これから導入を検討されているお客様が殆どかと思いますので、
前述の通り売買先をどこにするか、
すなわち、どこの会社に売電するか・・、
どのサービスメニューに売電するか・・といった選択肢も増える事になります。
簡単に言えば、「AよりBの電話会社の方が条件が良いから」乗り換える・・
というのと同様、気軽に電力会社も乗り換えが可能になっていくと思われます。
既に現時点でも東京電力より安く電力が買えて、
東京電力より高く電力を売れるという企業も出てきました。
この先は売買金額が具体的にどうなっていくかはまだ不透明な部分もありますが、
私共が見聞きしている感じでは、全体的には、
買電(基本的な電気代)は今より高くなり、
FITがさらに進む事等により売電単価は今より安くなっていき、
いずれ「売電単価=買電単価」、あるいは「買電単価>売電単価」といった、
「売るよりも自家消費した方が得」・・という事も充分に考えられるものと思われます。
電力自由化に本気に取り組む企業が競争し始めますと、
これまでは、総括原価方式と言って、
簡単に言えば「掛かる原価に利益を乗せて販売できるのが
電力会社(販売価格=原価+利益)」でしたが・・
競争が激しくなると、
まず最初に「お客様が求める金額を決め(市場原理で決まってしまい)、
そこから必要な利益分を差し引き、残った金額を原価として、
この原価だけでやる‥(お客様の求める価格―必要な利益=原価)」といった、
よりシビアな企業努力やサービスが生まれてきます。
「太陽光発電システムは環境の為に設置したのであって、
売電買電は二の次」というお客様もいらっしゃると思いますので、
こんな話はあまり聞きたくないかと思いますが・・
多くのお客様にとっては「より安く電力が買え、
より高く電力が売れた方が良い」という方も多いと思いますので、
その期待のように他より安く電力を買え、
高く売れる会社やプランも出てくるかと思われます。
◎電気代はこの数年でどうなった?
さて話は少し変わりますが、3.11の前と現在とで、
どの位電気代が変わったかご存じでしょうか?
多くのお客様は具体的に感じていらっしゃると思いますが、
実は約30%も値上がりをしているとの事です。
もし古い伝票がありましたら、
3.11の前と現在とで見比べてみて頂きたいと思います。
値上がりの原因として、
電力買取り制度の付加金の影響も確かに多少はありますが、
今の時点ではそれ程の割合ではないと思われます。
但し10kW以上の全量買取の太陽光発電設備が
増えすぎてしまった場合はご承知の通り、
かなりの付加金、付加率になってしまうのは必至ですが・・
ご存じの方も多いと思いますが、
今年度(26年度)に家庭用で設置した場合の売電単価は
37円/kWh(但し10年間)です。
現在の東京電力の買電単価は、契約メニューによって変わりますが、
例えば電化上手契約で、真夏の昼間に電気を購入すると38.03円/kWh、
つまり買電単価の方が売電単価よりも高くなる
=電気を売るより買わない方が得‥という事になります。
実は電気を供給するのに一番コストが掛かるのは、
電力消費が多い時間帯(特にピークの時間帯)なのです。
火力発電で言えば、より多くの燃料を燃やして、
タービンをフル回転させ、
電気が足りなくならないように運転させなければなりません。
水力発電ならば、より落下する水の量を増やし
発電タービンをフル回転させなければなりません。
それでも供給が足りない場合は、
高い金額を払ってでも自社の電力会社以外から電力を買い集め、
電力の安定供給に努めなければなりません。
そうしないと、大停電がおきるからです。
3.11以降、計画停電がありましたが、それも大停電が起きないように、
電気の使用量が電気の供給量を絶対に上回らない様にする為に
制限をしていたと言われても、当時は説明がつくと思われます。
問題はこの電力消費のピークです。
大停電を起こさないようにするには、
常に「電力消費量<電力供給量」でなければなりませんので
(つまり常に電力は余裕がある状態=余らせている状態)、
普段のままの電力供給でいけるのであれば、
余分に発電所が電力をつくる事も他から電力を買う事も必要が無くなるので、
電気代は抑えられます。
反対に火力発電所でも夜間は必要以上に運転を少なくする(発電を少なくする)事は、
効率面でも急に電力が必要になった場合の供給に備える為にもできませんので、
夜間も電力が余った状態になっています。
この余った電力を利用してその時間に揚水をさせて、
ピーク時に水を落としてタービンを回す等揚水型の発電所の活用等、
工夫もしていますがこれらの発電にも限界があります。
まして化石燃料を沢山使ってとなりますと、CO2の問題も気になる所です。
では、原発などベースロード電源となり得る発電方法を推進させた方がよいでしょうか?
これには千差万別、賛否両論があり、難しすぎる問題ですので、
私達には良い悪いは申し上げられませんが、
・いずれにしても電力消費のピークをなくさない限り、
・電力消費を均していくようにしない(急に使ったり使わなかったりしない)限り、
・電気を余分に余らせないようにして(作りすぎないように)ない限り、
「より高い電気を買わなければならない」事は、
おわかり頂けたかと思います。
そしてこれまではピーク時の電力供給の調整を電力会社側で行っていたのを、
電力自由化によって私たち使用側(需要側)がピーク時の使用を抑制・コントロールする
デマンドレスポンス(需要応答型)に変えていく必要が出てきます。
聞いた話ですが、電力自由化先進国のアメリカのテキサス州では、
既に100を超える電力会社と260種類もの電力メニューがあるそうです。
その中で需要家(使用者側)から一番選ばれる電力メニューは、
電気料金をピーク時間を上げたりする、
電気料金ベースよりも、
いかに電力消費を要求があった時に抑制にできるかで報酬等が得られる
インセンティブベースの方を選ぶ家庭が多いそうです。
日本でも、このインセンティブ型を選ぶ消費者が多くなるのではないかと言われています
(幾らピーク時に電気代が高くなるような仕組みを作っても、
どうしても使わざるを得ない場合もあるし、不在時には電源を切れないとか、
消費を少なくする調整が出来ない場合などもあるためです・・)。
これらの事を説明する、難しい用語の中にはダイナミックプライシングとか、
ネガワットという言葉もありますが、説明が長くなるので、
ご興味のあるお客様は、Web等でお調べ頂ければと思います。
簡単に申し上げれば、今後は電気を売るのが中心ではなくなっていき、
いかに要求があった時に電力消費を抑えるかで
売電と同じようにメリットになる時代が
日本にも近い将来やってくると思われます。
◎ではどうすれば良いの?
いずれ近い将来、「買電=売電」、さらには「買電>売電」、
「指定時消費量減=利益」という事になると思われます。
国ではこの電力完全自由化やデマンドレスポンスを推進する為に
遅くとも2024年までに全家庭にスマートメーターという
電力計測メーターを設置する事を決めています。
さらに東京電力管内では、
先行して2020年までにスマートメーターが全家庭に設置される事が決まっています。
今年は2015年ですので、
あと「5年以内に全家庭にスマートメーターがつく」事になります。
電気料金ベースで契約をするのであれば、
どの電力メニューにすれば電気代が安くなるか迄はできますが・・
前述の通りインセンティブベースの契約の方がさらに有利であっても、
その「コントロールまではスマートメーター単独ではできない」為、
その「コントロールをある意味強制的にでもしてくれる装置」が必要です。
それがHEMSです。
国ではこのスマートメーターとHEMSがコアになるとして、
全家庭に設置をさせるための取り組みをしています。
WiFi等無線LANがほとんどの家庭で普及したように、
2030年までに全家庭へ設置される(させられる?)予定との事です。
つまり、可能な限りの
家庭単位での地産地消(電気を極力買わずに済ませる)を行う為に
「太陽光発電システム」+「蓄電池」の活用と共に、
さらに要求に応じて電力消費を自動でコントロールしてくれる機械、
すなわち「HEMS」が必須のアイテムになります。
更に欲を言うなら「余った電力をより高く買ってくれるところに
売れる様にしてくれるところへ」と・・いう事になると思われます。
最後までお付き合いを頂き、有難うございました。
上記内容については、まだ想定されている部分など不確定な要素もありますが、
大まかでも「電力自由化と電気代等がどうなっていくか」、
そして「どうしていけば良いのか」など、少しはお役に立つ事はできましたでしょうか?
当社も2014年12月にPPSに申し込みを済ませましたので、
今後は少しでも有利に売電や買電が出来るようなお手伝いも
させて頂ければと願っております。
何れにしましても、
今後は「太陽光発電システム」、「蓄電池」、「HEMS」が
電力自由化に対応するための必至のアイテムとなると思われます。
今回弊社の年末・年始のキャンペーンとしましても、
そのお手伝いをさせて頂く第一歩として、
メーカー・型番等限定ではありますが、
約2/3もの補助金分が割引出来るクーポン等をご用意させて頂きました。
(詳しくはキャンペーン内容をご覧ください)
ご検討/ご紹介の際は、ぜひとも弊社、
「太陽光発電おまかせ隊、株式会社トレシス」にご用命下さいます様、
また今後共、何卒宜しくお願い申し上げます。
敬具